桃まつり presents うそ

女性映画監督による製作・上映集団「桃まつり」の3回目となる上映イベント。今回は「うそ」をテーマに、11篇の短編作品が3回に分けて連続上映される。夫婦、恋人間の切ないうそ、シリアスなうそ、笑えるうそ、虚実ないまぜのうそ……。気に入った作品をいくつか紹介しようと思ったけれど、どれもこれもクオリティが高く、選ぶのが難しい。日本映画界を担うことになる監督たちの初期作品ということで、11本ぜんぶ観ておけば安心。11人の監督たちが、うそ偽りなく本音で綴っているリレー形式のブログもチェックして。
February 27, 2010女性監督集団“桃まつり”が今年も上映決定!
「若手女性監督たちにもっと上映の場を!」と立ち上がった女性監督による製作・上映集団“桃まつり”。昨年3月にユーロスペースで上映し、2週間で1,500人以上の動員を記録。新たな才能の発見の場として、日本全国のみならず海外の映画祭からも注目を集めている。
めくるめく11の“うそ”の饗宴がはじまる――!!
桃まつり3年目のテーマは“うそ”。あなたを思うあまりのうそ、したたかに仕組まれたうそなど、さまざまな人間関係を描き出した新作短編11本を上映決定。東京だけでなく、奈良、名古屋など様々な場所で映画を作りつづけている女性監督たちによる、とびきり甘くて切ない“うそ”のまつりがいよいよ開催!
<スケジュール&プログラム>
3月13日(土)-17日(水)
*壱のうそ=『迷い家』『バーブの点滅と』『shoelace』『テクニカラー』
3月18日(木)-21日(日)
*弐のうそ=『きみをよんでるよ』『FALLING』『愚か者は誰だ』
3月22日(月)-26日(金)
*参のうそ=『1-2-3-4』『代理人会議』『カノジョは大丈夫』『離さないで』
<作品紹介>
1『迷い家』(20min.)
監督・脚本:竹本直美
キャスト:染谷将太、河井青葉
少年は走る。必死に、何かから逃げるように。全てから逃げるように。山の中を走り続けた少年は立派な作りの一軒家に辿り着く。そこでひとり暮らす美しい女性が少年を待っていた。そして少年と女性との奇妙な共同生活が始まった…。
2『バーブの点滅と』(25min.)
監督・脚本・編集:増田佑可
キャスト:石黒淳士、島なぎさ、河合ふみ乃、西村公一
恋人同士の渓助(たにすけ)と庭子(にわこ)はごく普通の平凡な生活 を送っていた。ある日、庭子は部屋の掃除中に掃除機のホースに身体が吸い込まれてしまう。体の胴まで掃除機と一体化し、蛇女の様な姿になった庭子。徐々に体が無くなっていく恐怖に嘘をつきながら渓助との生活にしがみつく。庭子の死の匂いを感じ、公園で踊る女に逃げ場を求めながら渓助もま た、それでも無理矢理生活を送ろうとするのだった。
3『shoelace』(26min.)
脚本・監督・編集・音楽:福本明日香
キャスト:ともさと衣、滝澤史、杉山彦々、佐野和宏
年の離れた既婚者・小野とずるずる不倫を続けている由季。そんな由季のことをまだ想い続けている元恋人の秋彦は、いたずらに小野の家に向かった先で、小野の娘・アミと会ってしまう。アミもまた、父親と別居暮らしの孤独な少女だった。父親の恋人の存在を知ったアミは、その人に会いたい! と秋彦に迫る。アミに呼び出され、会うことになる由季。そして二人は…。ゆるやかな時間の中でそれぞれの孤独が交差する、ある冬の物語。
4『テクニカラー』(30min.)
監督・脚本・編集:船曳真珠
キャスト:洞口依子、小野ゆり子、岡部 尚、吉岡睦雄、マメ山田ほか
川越ハルミ、マキの二人はマジックショーのドサ回りを続ける、過去の遺物のような母娘。娘マキの特別な力をマジックショーに仕立て上げ、二人は糊口をしのいできた。ハルミは泊まり先のホテルマンと逢瀬を楽しむ一方、美しく成長する娘には男性嫌悪を引き起こす嘘を教え込んでいる。こんなただれた関係の二人が巡業先の劇場のマネージャー遠藤と出会ったのを機に、化粧のように塗り重ねたハルミの嘘が少しずつ剥がれ落ちていく…。
5『きみをよんでるよ』(26min.)
監督・脚本:朝倉加葉子
キャスト:森崎さあや、鐘築健二、高木公介
季節外れの別荘地。聾の管理人・ショウタは、「親子」と称する年の離れたカップルを自身の管理する別荘の中に招き入れることになる。恋愛の移ろいが一軒家の中で夜の間にゆっくり形を変えていく。
6『FALLING』(26min.)
監督・脚本:加藤麻矢
キャスト:春山怜那、山田ゆり、西山真来、長谷部涼、福田英史、八坂美姫、相良洸
主人公アベコは無意識に夜な夜な街を彷徨っている。昼間会社でもミスばかりして鈍臭いアベコを心配そうに見守る同僚のいずみ。だがアベコは悪巧みばかりしている梨花の言いなりになっている。梨花のことが好きなのだ。イラつくいずみ。そんな中、金を奪う為に梨花とアベコはカップルを襲撃する。刺されて死ぬアベコ。しかし、ヴァンパイアとして復活する…。
7『愚か者は誰だ』(28min.)
監督・脚本:渡辺裕子
キャスト:野村宏伸、斎藤 歩、渋川清彦、小林麻子
浮気な女に惚れた男が、その女に対する執着心と決別するため知人の探偵を雇った。探偵はその女の不貞に直ぐ行き着くが、友人を想い事実を報告出来ない。女を単独尾行している探偵の車に男が急に現れた。成り行きで男を連れ、女のデートを尾行する探偵。しかし尾行がばれ、男は浮気相手と対峙することに。男はその場で女に別れを告げるのだが、彼女の在り様と浮気相手の挑発により男の意地掛けて命を張り合うことになる。
8『1-2-3-4』(25min.)
監督・脚本:玉城陽子
キャスト:樋口史、上馬場健弘、半田さち子、金谷有理
10年前、芸術を志しひとつの家に一緒に暮らしていた男女4人、ユカリ、マナブ、トモコ、タカシ。現在ユカリとマナブは、六価クロムに汚染されていた過去の歴史を隠蔽し再開発されている東京のある団地に暮している。トモコの妊娠をきっかけに、揺れ動くユカリとマナブ。トモコの相手は海外で成功したタカシであった。別れの日、タカシのギターの響きと歌声がユカリの記憶を呼びます…。男女四人の昔の記憶と今の現実の物語。
9『代理人会議』(25min.)
脚本・監督・編集: 石毛麻梨子、大木萠
キャスト:柳沢均、沼口直人、神谷彩乃、瀧口修平、安野泰子、工藤淳一、吉岡睦雄、梶田豊土
とある事件を、世間にどう公表するかを決めるために7人の男女が集められた。出席者は、A高校の教頭・学年主任・養護教諭の3 名とB高校の教頭・広報担当・修学旅行の責任者の3 名、そして目撃者1 名。の、ハズだったが…なんと出席した全員が『代理人』だった!話し合いは、脱線を繰り返し、思いもよらぬ方向へ―。
10『カノジョは大丈夫』(32min.)
監督・脚本・編集 安川有果
キャスト:前野朋哉、牧野鏡子、板倉善之、一ノ瀬美和子、ヨーク、藤宮隼
ファミリーレストランで働きながら平凡な生活を送っていた吉田輝男はある日中学時の同級生、明石幸子と再会する。輝男の初恋の顛末。
11『離さないで』(26min.)
脚本・監督・編集:福井早野香
キャスト:奥田恵梨華、野村修一、森田亜紀、神谷彩乃、金子和石、中島和子、曽根浩輝
「これを小説にして下さい」スランプの小説家・未知子に一通の手紙が届く。事故死したはずの親友を恋人・高雄が殺していたという内容だった。黙ってそれを小説に書き始める未知子に、高雄は追いつめられて行く。
関連リンク
ユーロスペース日程終了
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| エリア | 渋谷 |
| 住所 | 東京都渋谷区円山町1-5 |
| アクセス | JR「渋谷駅」ハチ公口より徒歩10分 |
| 電話番号 | 03-3461-0211 |
| 会場ホームページ | http://www.eurospace.co.jp/ |
| 日程 | 2010年3月13日~2010年3月26日 |
| 時間 | 21:00 |
| 料金 | 前売り900円、当日1000円 |
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