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茂木綾子:Beyond Beyond

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写真家であると同時に、『風にきく』『島の色 静かな声』などドキュメンタリー映画の作家としても活躍する茂木綾子。日本で最初の本格的な個展となる写真展で、新作約20点が発表される。スイスのコルビエールから淡路島に拠点を移し、夫で映像作家のヴェルナー・ペンツェルらと共に新たな活動「ノマド村」を立ち上げ、『Coyote』の連載「caravan lost」を再開したばかり。彼らの移住によって瀬戸内界隈がおもしろくなりそうで、その展望なども聞きに3/7(日)11:30~15:00のオープニングレセプションに出かけたい。

By まる March 4, 2010

イベント概要

茂木綾子は1969年北海道生まれ。1992年にキャノン写真新世紀展にて荒木賞を受賞。1997年ドイツミュンヘンに渡り、2006年よりスイスのラコルビエルを拠点に制作活動を行う。またスイスにて「Laboratoire Village Nomade」アートプロジェクトの企画も手がけ、2009年12月からは、拠点を兵庫県の淡路島に移し制作活動を開始。「Laboratoire Village Nomade」も「ノマド村」として淡路島に拠点を移す。

近年は、映画・映像作品のプロジェクトを行っており2002年製作の「風にきく」はスイスニョン国際ドキュメンタリー映画際にて特別賞を受賞する他、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画際、台湾国際ドキュメンタリー映画際に出品しています。2009年に公開されたドキュメンタリー映画「島の色静かな声」は、第21回東京国際映画祭 natural TIFF部門に出品されました。

茂木綾子の作品は主に日常の中の非日常といったような実際の対象をとらえながらも実態のないような空気が表現されています。そう感じるのは、言葉でこそ言い表せない日常の曖昧な雰囲気を茂木の多くの写真が語ってくれているからでしょう。この場合、詩写真とも言えるのかもしれませんが、あえて言えば素のままをアーティストの目線で美しく表現できるという写真の持つ根本に辿りつく事ができます。この要素は茂木綾子自身が制作したドキュメンタリー映画「島の色 静かな声」の中でも表現されています。描写も素の物の美しさに言及した構成ですが、茂木自身の持つライフスタイルやコンセプトにも関係しています。

写真というジャンルが現代美術の枠組みで重要な位置を獲得した現在、写真も様々な方法で表現されてきました。日本では、1990年代にキャノン写真新世紀で注目された多数のアーティストが写真家としてデビューを飾りました。茂木も1992年にキャノン写真新世紀にて荒木賞を受賞した事をきっかけに注目されるようになりました。しかし彼女は、90年代にドイツへ渡りまたスイスへ移住し、今年日本の淡路島へ移り住むという道を辿りました。アーティストとして辿ったこの道は彼女の写真作品の中で日常としてまた、記録とは違った経験のような形で温かく表現されています。

今回が本格的な日本での初個展となります。新作写真作品約20点を発表いたします。
オープニングレセプション:2010年3月7日 (日) 11:30-15:00 サンデーブランチ(オープニング当日の営業は17:00まで)

[ アート 現代美術 その他23区内 ]
MISAKO & ROSEN
日程終了
エリア その他23区内
住所 豊島区北大塚3-27-6 [ 地図を表示
アクセス 都電荒川線「巣鴨新田駅」より徒歩4分
JR山手線「大塚」駅より徒歩7分
電話番号 03-6276-1452
会場ホームページ http://www.misakoandrosen.com/
日程 2010年3月7日~2010年4月4日
時間 火曜-土曜12:00-19:00/日曜 12:00-17:00
休館日 月曜/祭日

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