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追憶と、躍りながら

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静かに施設で暮らす老婦人ジュン(チェン・ペイペイ)を訪ねたリチャード(ベン・ウィショー)は、通訳を雇い、懸命にコミュニケーションを図ろうとするが、ジュンは心を開いてくれない。そのわけは…。脚本に魅了され、出演を快諾したウィショーは、新鋭ホン・カウ監督のファーストチョイス、知性と感性に富み、おまけにセクシー。さらにリチャードの美しい恋人役、新星アンドリュー・レオンの存在感もサプライズ。カンボジア出身、ベトナムと英国で育ったホンが、異国で苦労をしてきた母親に思いを寄せ、果敢に挑んだ意欲作。キャスティングはもちろん、工夫を凝らしたカメラワーク、照明、音楽、色彩、隅々に真心がこもり、リピート不可避に。

By 福嶋真砂代 May 23, 2015

イベント概要
(C)LILTING PRODUCTION LIMITED / DOMINIC BUCHANAN PRODUCTIONS / FILM LONDON 2014

ロンドンの介護ホームでひとり暮らすカンボジア系中国人のジュン(チェン・ペイペイ)。英語ができない彼女の唯一の楽しみは、優しく美しく成長した息子のカイ(アンドリュー・レオン)が面会にくる時間。しかしカイは、自分がゲイで恋人リチャード(ベン・ウィショー)を深く愛していることを母に告白できず悩んでいた。そして訪れる、突然の悲しみ。リチャードはカイの“友人”を装ったまま、ジュンの面倒を見ようとするが……。

『クラウド アトラス』や「007」シリーズのQ役など数々の作品で強い印象を残し、現在の英国俳優ブームをベネディクト・カンバーバッチらとともに牽引するベン・ウィショー。『追憶と、踊りながら』でも、「磁力に惹きつけられる」(Daily Telegraph)とその演技が賞賛されている。本作でベンが演じるのは、現代のロンドンに生きる青年。愛する人を失った悲しみを背負いながら、その内側に静かな情熱と強さを秘めたベンの誠実な演技に惹きつけられない観客はいないだろう。また、これまでスクリーンであまり見せたことのない等身大の佇まいも大きな魅力となっている。ベン・ウィショーと共演するのは、アジア映画の伝説のヒロインとして知られるベテラン女優チェン・ペイペイ。誰も想像できなかった二人の共演が、驚くべき化学反応で映画を輝かせる。また、カイを演じる新人アンドリュー・レオンの美しさも忘れがたい。

監督は、2013年にスクリーン・デイリー紙の【明日のスター】に選ばれた、カンボジア生まれでロンドンで活躍する英国期待の若手、ホン・カウ。『追憶と、踊りながら』は、自身の母への想いを重ね合わせた、彼の記念すべき長編第一作だ。誰もが心を奪われた脚本と繊細でエモーショナルな演出は、「静かに共鳴する室内劇。ホン・カウの素晴らしいデビュー!」(Variety)と数々の絶賛を集めた。デビュー作として異例のオープニング作品に選ばれたサンダンス映画祭では見事撮影賞を受賞、ブリティッシュ・インディペンデント・アワードや英国アカデミー賞でも多数ノミネートされている。また、先頃死去した李香蘭(山口淑子)が歌う名曲「夜来香」が、この美しい物語を彩っている。

監督・脚本: ホン・カウ
キャスト: ベン・ウィショー、チェン・ペイペイ、アンドリュー・レオン、ピーター・ボウルズ他

上映時間: 86分
配給: ムヴィオラ

2015年5月23日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

[ 映画 ドラマ 新宿 ]
新宿武蔵野館
日程終了
エリア 新宿
住所 東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3階 [ 地図を表示
アクセス JR「新宿駅」中央東口より徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線、副都心線「新宿三丁目駅」A5出口より徒歩3分
電話番号 03-3354-5670
会場ホームページ http://shinjuku.musashino-k.jp/
日程 2015年5月23日~2015年6月26日

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