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ARICA+山崎広太「Ne ANTA」

Inspired by Samuel Beckett

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2001年の結成以来、「演劇らしからぬ演劇」を提示し続けているシアター・カンパニー、アリカ(Arica)。「地下活動」とは言わぬまでも、明らかに傍流と言うか、オルターナティブな道を歩んできたこの不可思議なフィジカル・シアター集団は、だがしかし、確実に日本の演劇・ダンス界に一石を投じ続けている。2013年のあいちトリエンナーレ、そして2014年の横浜赤レンガと京都造形芸術大学では、美術家・金氏徹平、音楽家・福岡ユタカ、イトケンらと共に、サミュエル・ベケット原作の「しあわせな日々」を上演し、ベケットのアクチュアリティ(現在性)、そして今を生きる僕たちに深く関係する「ものと身体と空間」に関するテーゼをあらためて浮かび上がらることに成功。その後も、森下スタジオなどで、能を下敷きにした実験作を発表するなど意欲的な活動を続ける彼らが、NY在住の振付家・ダンサーである山崎広太と女優・安藤朋子による新作『ネアンタ Ne ANTA』を上演する。惨めな半生を送るくたびれた中年男と、その男と関係のあったと思われる幽霊のような存在の女によるエチュードとも言える、サミュエル・ベケットの作品『ねえジョウ』に想を得た新作。真白い部屋でいったい何が起きるのか? ARICA作品の大きな特徴は、様々な異ジャンルの才能が、ひとつの舞台作品に結晶していることにもある。写真評論分野でも活躍する詩人・倉石信乃のテクスト(今回はテクスト翻訳)、つい先日『テキスタイル・空間・建築』(LIXIL出版)を刊行したテキスタイルのプロフェッショナル・安東陽子の衣装、ミナ・ペルホネンとの仕事や多くのグラフィック・装幀デザインなどを手掛ける気鋭のデザイナー・須山悠里、照明デザインの岩品武顕らとの共同作業から生まれる「見たことのないライブ感溢れる演劇的時空間」を、アリカ(Arica)はきっと今回も見せてくれるだろう。公演が待ち遠しい。

By 前田圭蔵 October 26, 2015

イベント概要
写真:宮内勝

演出:藤田康城
テクスト協力:倉石信乃
出演:安藤朋子・山崎広太

舞台監督:川上大二郎、鈴木康郎
照明デザイン:岩品武顕
音響デザイン:堤田裕史(WHITELIGHT)
衣装デザイン:安東陽子
衣装制作:渡部直也

主催・企画制作:ARICA
提携:公益財団法人せたがや文化財団・世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区 助成:芸術文化振興財団

日時:
2015年
11月5日(木)19:30
11月6日(金)19:30
11月7日(土)14:00 / 18:00
11月8日(日)14:00
*開場は開演の30分前、受付開始は45分前

シアタートラム
日程終了
エリア その他23区内
住所 東京都世田谷区太子堂4-1-1 [ 地図を表示
アクセス 田園都市線「三軒茶屋駅」より直結
電話番号 03-5432-1526
会場ホームページ http://setagaya-pt.jp
日程 2015年11月5日~2015年11月8日
料金 一般:前売¥3,800/当日¥4,300
全席自由・整理番号付き・税込み/未就学のお子様のご入場はお控え下さい。
小学生-高校生:前売・当日¥2,500(当日要確認証提示) U24*:¥2,500(枚数限定/当日要確認証提示)

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