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禁じられた歌声

イベント概要
©2014 Les Films du Worso ©Dune Vision

愛を知る前に、自由を奪われた―。
世界遺産の美しき街・
ティンブクトゥで何が起こったのか?
全世界が慟哭した
アブデラマン・シサコ監督作、
待望の日本初公開

西アフリカ・マリ共和国のティンブクトゥで、少女トヤは、父キダン、母のサティマ、牛飼いの孤児イサンとつつましくも幸せな生活を送っていた。しかし街はいつしかイスラム過激派のジハーディスト(聖戦戦士)に占拠され様相を変えてしまう。兵士たちが作り上げた法によって、歌や笑い声、そしてサッカーでさえも違法となり、住民たちは恐怖に支配されていく。影のように潜みながら生きていく者がいる一方で、尊厳をもってささやかな抵抗を試みるものもいた。が、悲劇と不条理な懲罰が繰り返されていく中、トヤの家族にも暗い影がすこしずつ忍び寄り、ほんの些細な出来事が悲劇を生もうとしていた…。世界遺産にも登録されている古都ティンブクトゥの美しい砂の街を舞台に、愛と憎しみを通して、人間の「赦し」とは何かを描いた壮大な叙事詩。少女トヤは何を見たのか?そして何を決意したのか?
本年度フランス・セザール賞7部門を独占し、アカデミー賞外国映画賞にもノミネートされ、世界を慟哭させたアブデラマン・シサコ監督による感動作、ついに日本公開。

100万人の観客を動員したフランスで、「これこそが我らのパルムドール(カンヌの最高賞)!」と言わしめた本作は、2012年にマリの北部にある町、アゲルホクで実際に起きたイスラム過激派による若い事実婚カップルの投石公開処刑事件に触発された、アブデラマン・シサコ監督により製作が進められた。
登場するトゥアレグ族は元々遊牧の民で、イスラム世界でも珍しい女系社会。音楽やスポーツを愛する人々が住む地に、イスラム過激派の影が落ち始めたのは21世紀初頭。映画では街から自由が奪われて恐怖が浸食していく様を、声高ではなく、シサコ監督独特の硬質な美しさで表現されていく。広大な川を挟んで対峙する二人の男の姿は、あたかも『アラビアのロレンス』のワンシーンを観るかのようだ。そして失われた砂漠の歌声を、伝統的なメロディと共に耳にした時、失われたのは音楽だけではないことを知るだろう。自由が少しずつ奪われているのは、イスラム諸国だけではない。世界の変容と人間のエゴを、少女の目を通して壮大な自然のなかで描いた傑作がついに誕生した。

監督:アブデラマン・シサコ
出演:イブラヒム・アメド・アカ・ピノ、アベル・ジャフリ、トゥルゥ・キキ
2014年/フランス・モーリタニア映画/97分
配給:レスペ

12/26(土)よりユーロスペースほか全国順次公開

[ 映画 ドラマ 渋谷 ]
ユーロスペース
日程終了
エリア 渋谷
住所 東京都渋谷区円山町1-5
アクセス JR「渋谷駅」ハチ公口より徒歩10分
電話番号 03-3461-0211
会場ホームページ http://www.eurospace.co.jp/
日程 2015年12月26日~終了日未定

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