ドミニク・チェン
Dominique Chen
1981年生まれ。博士(学際情報学)。NTT InterCommunication Center[ICC]研究員, 株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文化構想学部教授。テクノロジーと人間、そして自然存在の関係性を研究している。主宰するFerment Media ResearchとしてXXII La Triennale Milano『Broken Nature』展(2019.3.1~9.1)にぬか床発酵ロボット『NukaBot』を、遠藤拓己とのユニットdividual inc.であいちトリエンナーレ2019『情の時代』展(2019.8.1~10.1)に2,000人以上から遺言の執筆プロセスを集めたインスタレーション『Last Words / TypeTrace』(#10分遺言)を出展。2020年10月から2021年6月まで、21_21 DESIGN SIGHT『トランスレーションズ展―「わかりあえなさ」をわかりあおう』展示ディレクターを務めた。近著に『コモンズとしての日本近代文学』(イースト・プレス)、主著として『未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)がある。監訳書に『メタファーとしての発酵』(オライリー・ジャパン)、『ウェルビーイングの設計論―人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社)など、監修書に『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために―その技術、思想、実践』(BNN新社)など。
撮影:荻原楽太郎