早稲田大学大学院文学研究科(演劇学・舞踊)修士課程修了。現代劇、伝統芸能、バレエ、ダンス、ミュージカル、オペラなどを中心に執筆。現在、Webマガジン『ONTOMO』で聴覚面から舞台を紹介する「耳から“観る”舞台」(https://ontomo-mag.com/tag/mimi-kara-miru/)、バレエ雑誌『SWAN MAGAZINE』で「バレエファンに贈る オペラ万華鏡」、バレエ専門ウェブメディア『バレエチャンネル』で「ステージ交差点」(https://balletchannel.jp/genre/ayako-takahashi)を連載中。第10回日本ダンス評論賞第一席。
1978年岐阜県生まれ。演劇評論家。桐朋学園芸術短期大学 演劇専攻 准教授。日本女子大学、多摩美術大学などで非常勤講師。世田谷パブリックシアター「舞台芸術のクリティック」講師、座・高円寺劇場創造アカデミー講師。『テアトロ』、『図書新聞』で舞台評を連載。Asian Cultural Councilフェロー(2013年)、司馬遼太郎記念財団フェロー(第6回)。
玉塚 充(プロデューサー/ディレクター/パフォーマー)
東京生まれ。演劇プロデューサーとして「伝統芸能の若き獅子たち」(企画協力/世界文化社)の企画制作を手がけた後、ニューヨークでショートフィルム「firewater」の演出や、ベッシー賞受賞のコンテンポラリーダンス作品「A Page Out of Order: M」の花道ムーブメントコーチを勤めるなど、国際的なアートコラボレーションを多岐にわたり展開。2013年よりアートユニット“Sagi Tama”、そして2016年より“Tama Pro”を通して己のパフォーマンスと映像を融合して発表、現在に至る。
http://tama-pro.tumblr.com/
http://sagi-tama.sagiyama.com/
映画作家 / 写真家 / ライター
東京工芸大学卒業。雑誌・書籍・CDジャケット等でフォトグラファーとして活動。ライターとしてジャズ・ワールドミュージック等の音楽分野から旅行記、人物ルポまで執筆。2015年にドキュメンタリー映画『Cu-Bup』を初監督。製作、撮影と一人三役をこなし、日本・キューバ・アメリカ合衆国のスタッフ、ミュージシャンが入り乱れる本作を完成する。2015年には国際映画祭PAN AFRICAN FILM FESの公式上映作品に選出。キューバが舞台となる自主制作映画でありながら国交断絶中の米国でワールドプレミア上映が行われる。米国最大の映像団体AFIが主催する映画祭D.C.Caribbean Film fesでオープニング上映作品に選出。ナイジェリアで開催されるアフリカ最大級の映画祭African Movie Academy awards招待上映。米国とキューバの国交正常化が進むいまワールドワイドな規模で注目される。2018年には『Cu-Bup』に再撮影・再編集を加えた世界公開版『Cu-Bop across the border』を完成し各地で上映。
HP : http://kamita.ciao.jp/
現代美術家
1999年京都造形芸術大学卒業制作としてアニメーションを用いたインスタレーション作品「にっぽんの台所」を発表、同作品でキリン・コンテンポラリー・アワード最優秀作品賞受賞。以後2001年第1回横浜トリエンナーレを皮切りに、2011年には第54回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出される等、数々の国際展に出品。近年は舞台でのコラボレーションも展開。2016年はシアトル美術館にて「写し」をテーマに大規模個展を開催。2017年1月から2018年5月まで、朝日新聞朝刊連載小説「国宝」(吉田修一著)の挿絵を担当。
2019年銀座のポーラミュージアムアネックスでの個展では初の油絵を発表。
束芋が構成・演出を手がけたパフォーマンス作品・映像芝居「錆からでた実」のアメリカツアーが2020年2月〜3月に開催。
現在、フランスのサーカスパフォーマーとのパフォーマンス作品を制作中。
上野の森美術館学芸員。主な担当展に「Art of our time」(2008年)、「有栖川宮・高松宮ゆかりの名品」(2013年)、「映像表現の現在−宮津大輔コレクションより−」(2015年)、「江戸から東京へ~上野の森美術館所蔵浮世絵展」(2015-2016年)、「金氏徹平『記号は記号ではない』©松田青子」(2017年)、「歌川広重《不二三十六景》と幕末・明治の浮世絵展」(2017年)、「創作版画と新版画−上野の森美術館所蔵近代版画展−」(2018年)など。
美術評論家/芸術学。博士(芸術)。近現代芸術に関する評論を執筆。特に、マルセル・デュシャンが没頭したチェスをテーマに、生活(あるいは非芸術)と制作の結びつきについて探求している。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017年)。編著書に『スポーツ/アート』(森話社、2020年)。キュレーションに「メディウムとディメンション:Liminal」(柿の木荘、東京、2022年)など。現在、女子美術大学、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工業大学、立教大学非常勤講師。https://nakaotakuya.com
建築史・批評家。東北大学教授。 ヴェネツィアビエンナーレ国際建築展2008の日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013の芸術監督などをつとめる。 著作に『現代日本建築家列伝』や『建築と音楽』など。
舞踊評論家。ニューヨーク大学パフォーマンス研究科研究員などを経て、慶応大学名誉教授。主な関心は、アジアの祭祀芸能、ポスト・モダンダンス以降の新しい表現活動。トヨタコレオグラフィーアワード、朝日舞台芸術賞、カイロ実験演劇祭, Wifi Body Festival (マニラ)などの審査員。著書に『異装のセクシュアリティ』『身体の臨界点』『男装論』『サーカスのフィルモロジー』『ポリセクシュアル・ラヴ』ほか
インターメディア・アーティスト、リサーチャー、プロデューサー。2005年よりアート、テクノロジー、音楽と社会を繋ぐリサーチベースの活動をマニラや東南アジアで展開している。マニラのキュレトリアルなプラットフォーム「SAVAWメディア・アートキッチン」創設者であり、フィリピン初のシンポジウムとメディアアートフェスティバル「WSK Festival of the Recently Possible」を開催した。 2017年国際交流基金アジアセンターとの企画展「INTERSTICES: Manifolds of The In-between」キュレーター、2018年国際メディアアートフェスティバル「MeCA|Media Culture in Asia: A Transnational Platform」での「self-reflexivity: Thinking Media and Digital Articulations」展ゲストキュレーター。同年アジアセンターのフェローシップで6ヶ月日本に滞在。2018年、YES NO KLUB(ジョグジャカルタ)、WSK Festival of The Recently Possible(マニラ)、Playfreely/BlackKaji (シンガポール)、CTM Festival(ベルリン)、ゲーテ・インスティトゥート東南アジアが協働した国際的プラットフォーム「Nusasonic」共同キュレーター。wsk.io