アーティスト。東京大学文学部、東京藝術大学大学院映像研究科修了後、2013年にポーラ美術振興財団在外研修員としてパリへ。フランス国立現代アートスタジオ、文化庁在外研修(米国)を経て現在はパリを拠点に活動。2019年にはアルル国際写真祭新人賞にノミネートされ、近作はCNAP(フランス国立造形芸術センター)に収蔵されている。最近の主な個展に、「du désir de voir 写真の誕生」(ポーラ美術館、2022年)、「Imaginary Landscapes」(タカ・イシイギャラリー、2022年)、「クリテリオム 96 村上華子」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2019年)など。
撮影:志村信裕
服飾ブランド matohu (まとう) デザイナー 「日本の美意識が通底する新しい服の創造」をコンセプトに2005年にパートナーの関口真希子とmatohuを設立。現代日本の文化をファッションデザインに表現するブランドとして東京コレクションや海外のメディアから、高い評価を受けている。
1960年、兵庫県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。日常の声と身体動作の研究を行うかたわら、視聴覚文化にも関心を寄せている。著書に『いだてん噺』『今日の「あまちゃん」から』(河出書房新社)、『ELAN入門』(ひつじ書房)『二つの「この世界の片隅に」』『絵はがきの時代』『浅草十二階』(青土社)、『介護するからだ』(医学書院)、『うたのしくみ』(ぴあ)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くか』(新潮選書)、『絵はがきのなかの彦根』など。
コンテンポラリーアートキューレーター 1967年東京生まれ、バンクーバー在住。コンコルディア大学美術学部美術史修了。2007年にバンクーバーの国際現代アジアアートセンター、Centre Aのチーフキュレーター就任を機にカナダに移住、2013年に独立。90年代よりカナダとアジアを繋ぐアートプロジェクトを数多く手がける。最近の主なアートプロジェクトは、Scotia Bank Nuit Blanche(トロント、2009)、鳥取藝術祭、AIR 475プロジェクト(米子市、2014-2016)、『仮想のコミュニティー・アジア』黄金町バザール2014(横浜、2014)、105本の菊の花、シンディー望月個展(若山美術館、東京、2016)、Rock Paper Scissors/石紙鋏、シンディー望月個展(米子市立美術館、鳥取県、2018)など。2017年春から秋田公立美術大学国際交流センター、アドバイザーに就任。
日本美術を主な領域とするライター、エディター。公益財団法人永青文庫副館長。日本美術を楽しく、わかりやすく解説。著書に『美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社)、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』(集英社クリエイティブ)、『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』(新潮社)、共著に『SHUNGART』『原寸美術館 HOKUSAI100!』(共に小学館)、編著に『日本美術全集』第20巻(小学館)。ほか多数。
音楽評論家。レーベルringsのプロデューサー、LAの非営利ネットラジオ局の日本ブランチdublab.jpのディレクター、DJも務め、都市や街と音楽との新たなマッチングにも関心を寄せる。近著『Jazz Thing ジャズという何か─ジャズが追い求めたサウンドをめぐって』
1971年茨城県生まれ。建築家。大阪大学工学部建築工学科卒業。2002年より日埜建築設計事務所主宰。 作品=《ギャラリー小柳ビューイングルーム》《F.I.L.》《ヨコハマトリエンナーレ2014会場構成》ほか。主な著書に『白熱講義──これからの日本に都市計画は必要ですか』(共著、学芸出版社、2014)、『磯崎新インタヴューズ』(共著、LIXIL出版、2014)、『Real Urbanism』(共著、Architectura & Natura、2018)など。国際巡回展「Struggling Cities」企画監修。
音楽ジャーナリスト・評論家。1963年埼玉県生まれ。慶應義塾大学文学部を卒業後、音楽之友社で楽譜・書籍・月刊誌「音楽の友」「レコード芸術」の編集を経て独立。オペラ、バレエから現代音楽やクロスオーバーまで、近年では美術や文学なども含む、幅広い分野で取材・著述活動を行なう。著書「そこにはいつも、音楽と言葉があった」(音楽之友社)、「ルネ・マルタン プロデュースの極意」(アルテスパブリッシング)、「クラシック新定番100人100曲」(アスキー新書)、「バレエ入門」(共著、ヤマハミュージックメディア)、他。クラシック音楽専門インターネットラジオ「OTTAVA」プレゼンターを2007年の開局時より続けている。音楽之友社社外メディア・コーディネーター。
1989年生まれ。ライター/音楽批評。佐々木敦が主宰する批評家養成ギブス修了後、2013年より執筆活動を開始。『ele-king』『JazzTokyo』『Jazz The New Chapter』『ユリイカ』などに寄稿。主な論考に「即興音楽の新しい波 ──触れてみるための、あるいは考えはじめるためのディスク・ガイド」、「来たるべき「非在の音」に向けて──特殊音楽考、アジアン・ミーティング・フェスティバルでの体験から」など。2018年5月より国分寺M’sにて「ポスト・インプロヴィゼーションの地平を探る」と題したイベント・シリーズを開催中。
1983年、東京都生まれ。 蓮沼執太フィルを組織して各地でのコンサート公演をはじめ、舞台、ダンス、映画等への楽曲提供、環境音や電子音を中心としたサウンドワークから音楽プロデュースなど幅広い制作活動を行う。近年では、作曲という手法を様々なメディアに応用し、映像、サウンド、立体、インスタレーションを発表し、国内外で展覧会やプロジェクトを活発に行う。最新アルバムに『ANTHOROPOCENE』(蓮沼執太フィル / 2018)主な個展に『Compositions』(Pioneer Works 、New York / 2018)、『 〜 ing』(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。shutahasunuma.com